歌を詠む鳥
印 鑰
いんにゃく と読む
その名は以前から知っていたが
文字として書いたこともなければ
活字にしたのも初めて
こんな文字がPCで拾えたことも驚き
左岸側の漢字プレートだけだと読める人は少ないと思う
右岸側に仮名書きのプレートがあるからその気があれば気付く
印は印章 鑰とは鍵のことで
その国の国印や大切な物を納めた倉の鍵というこになる
右岸側の七瀬川公園には
「印鑰大明神」なる祠が祀られており
そのむかし
この一帯が豊後の国の重要な一地域であったことを
いまに伝えています
されば近在の人々
郷社の神事にしたがうこといまに盛んなり
この橋にある目的で
朝な朝な通っているがいまだ果たせず
なにかは内緒だよ