歌を詠む鳥
拝啓
寒暖と晴雨を繰り返しながら
間もなく桜前線が北上を始めようとする砌
皆様に於かれましてはいかがお過ごしでございましょうか
今冬も
いつものお山はたくさんの鳥たちで賑わい
楽しませていただきました
留鳥と入り乱れて飛び交っていた遠来の鳥達に
惜別の思いをこめて
* 留鳥の豊後訛りにとまどひのあるやに見えて若き旅鳥 *
そんな若者たちも成長して間もなく去ります
あちこちの立ち寄り先で
「 あ~あ よだきいのう 」
などと豊後方言を ふと洩らしたりしながら
(^-^)
今季特筆すべきは
鳥類の生態調査のためつけられた
足環のあるアオジの撮影に仲間が成功したこと
その刻印NOをもとにしかるべき機関に照会したところ
遠く北海道で付けられた足環と判明
付けた当事者もいたく感激していたらしい
そりゃあそうでしょう
飛行機も新幹線も使わず
己の小さな翼を羽ばたかせながら
何千キロも移動した小鳥の
生態調査に関われたのですから
鳥類の凄さを再認識した一事でした
そして
鳥類の生態調査に関わる人々の
新たな交流が始まります
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キレンジャク / 黄連雀 スズメ目・レンジャク科 冬
情報をいただき
数年ぶりに地元にやってきたキレンジャクに遭ってきました
6年ぶりかな
西日本ではヒレンジャクの渡来はままあるが
キレンジャクには滅多にお目にかかれない
調べてみると
今年は西日本でも各地でヒレンジャクの群れに混じって
キレンジャクが確認されているらしい
いわゆる当たり年ということでしょうかね
当地でもまだチャンスがありそうで
10日ほど待ってみたが
いまのところ自分の情報網にはかかってこない
その後
隣県では数百羽のレンジャクの群れが入り
キレンジャクも探さなくていいくらい混じってたそうです
8年ほど前 ( だと思うが定かならず ) 当地にやってきたヒレンジャク
↓
http://gozou.zouri.jp/2-hirenjyaku-m.htm
念のため
日頃野鳥にふれる機会が少ない方のために
その違いを知ったかぶりすれば
尾羽根の先端が赤いか黄色いかで見分けるのが
もっともわかりやすい見分け方です
ヒレンジャクのほうがより華やかで綺麗な気もするが
それは個人の好みの問題
西日本ではキレンジャクの飛来は希なので
珍重されます
東日本にキレンジャクの飛来が多く
西日本にはヒレンジャクの飛来が多い
その理由を調べてみると諸説あるようだが
あやふやな知識はふりまかないのが
HOKKEさんのお利口なところ
(^-^)
ではでは
誰にも平等にやってくる夢路へと・・・
みなさんおやすみなさいませ