歌を詠む鳥
オバナ とも ススキ とも カヤ いうが
自分はオバナと採りたい
花言葉は 活力 ・ 生命力 だそうだが
まさに生命力が旺盛なのはご存知のとおり
秋のお月見には欠かせない
花というか草というか
花そのものは美しいとはお世辞にも言えない
ただ撮影してみると意外とおもしろいのですが
今回は撮るのを失念したというか
撮影場所ではまだ花が開いていなかったように思います
最後の画像の中央部に写りこんでるのは オバ ナではなく ヨシ です
歌には 「 十六夜の月 」 と詠みこみましたが
実際に撮影したのは 月齢18日 の残月です
古人がこれら七種の花を
いかなる思いで 「 秋の七草 」 と定めたのか
あなたもわたしも知らないし
調べても確たる答えは見つからないだろう
七草より一見魅力的な花はたくさんある
たとえば このミヤマウズラ
仲間うちでは
クリオネと呼んでいるラン科の花だが
このミヤマウズラも誰かが野に放ったものではなく
古来より野に生息していたと思う
が
この魅力的な花々を差し置いて
我らが長年親しんできた七草に定められた定義には
ここでは敢えて触れないでおこう
18 秋の七草の Ⅱ は クズ です
きょうの県民の森は
ほぼ終日 秋の雨がそぼ降る
やや寂し気な一日でしたが
クマノミズキの実を啄みにやってくる
エゾビタキ・コサメビタキ・オオルリ・キビタキなどが見られ
桜に湧く毛虫をねらってやってくる
杜鵑類の姿も数ヶ所でみかけました