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 奥 豊 後 八 景  Ⅷ




奥豊後八景終章  Ⅷ

岡城址





名曲・荒城の月


作詞した土井晩翠は

仙台青葉城と会津若松城をモデルにし

作曲した滝廉太郎は

少年時代を過ごした竹田市の岡城址をモデルにした

というのが定説です




岡城は

緒方三郎惟栄が

源義経を迎えるために築城したと伝えられていますが

県民にとっては

14代277年間にわたり統治した

中川氏の居城というほうが馴染みがあります





その規模100万㎡(東京ドーム22個分)

稲葉川と白滝川が合流する台地に築かれた山城で

幾多の敵を退けた難攻不落の堅城として

多くの戦歴を誇ります



 



いまは石塁しか残っていませんが

史跡・岡城址として保存されています




ここに堂々たる城郭があったのでは

あの名曲 「荒城の月」 は

生まれなかったかもわかりません



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 奥 豊 後 八 景  ⅶ




奥豊後八景  ⅶ

普光寺磨崖仏(ふこうじまがいぶつ)




何故か全国の磨崖仏の8割近くが

大分県に集中しているらしい




中でも

国東半島・熊野磨崖仏群の不動明王(8m)



ここ朝地の普光寺磨崖仏群の不動明王(11,4m)



全国でも最大級の大きさを誇る



中央・不動明王  

左・制多迦童子(せいたかどうし)

右・矜羯羅童子(こんがらどうし)





不動明王




護摩堂




撫で仏



自分の身体の悪い場所を撫でさせていただくと治るそうな

ちなみに小生

腰痛がひどいので

撫でさせていただこうと思ったが

この仏さまのお腰は

蓮華座に隠れていてしかとしない

されば

腰痛いまだ解消せず










* いにしへの民の祈りか国東のはたまた朝地の巨大磨崖仏 *










 南 蛮 煙 管





ちょっと前

仲間に連れて行ってもらった丘に咲いていた花

ナンバンキセル




名も姿もおもしろいが生態もおもしろい

ほかの植物に寄生して

その根から養分をもらい成長するそうな




和名の漢字から察するに

あのポパイ君が咥えているパイプに似てるということでしょうかね




花言葉は「もの思い」

ほ~う

なんとしゃれた花言葉をもらってるじゃん

と思い

調べてみると

この花は万葉集に詠まれている

思い草

であろうということから

ついた花言葉らしい



道の辺の尾花が下の思ひ草いまさらさらに何を思はむ    詠み人知らず





どこのどなたがいつ付けた名かは知らないが

動植物の名前の由来をたどるのもおもしろい


 


連れて行ってもらった一帯には

たくさんの旬の花が咲いていたが

小出し 小出し

(^-^)



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