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空 想 の 森




この項は

寛大でユーモアを解するおおらかな方だけに配信しております

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泉 都 十 景



































県都から泉都へいそぐしもつきの空の遠きを雁渡りゆく



大 船 蕭 々



むかしむかし

あるところに山好きなお殿さまがおった

むかしと言っても

むか~し・・・ではない

江戸期寛文年間

豊後岡藩3代藩主・中川久清公

ことのほか好きだったのが

九重連山の大船(たいせん)山

少し足が不自由だったこともあり

人鞍というものを作って

人夫に担がせて登ったという

隠居後は「入山」と号して

遺言には「わが遺体は大船の麓に埋めよ」

と遺したというから大変なもの



先日久住町の広域農道を走っていたらその

入山公廟 ⇒ の案内標識があったので寄ってみることに

案内にしたがって走ること数分

案内は途絶えて大船山北麓登山口の駐車場に到着

「ここからは車の乗り入れはご遠慮ください」

ありゃりゃ

よし歩いてやろうじゃないか

歩くこと十分強

案内標識もないので不安に思っていたところ

下山中の登山客に出会った

尋ねると健脚の人であと一時間半という

や~めた!


登山口にでも案内板を設置して欲しいなあ






下山中に撮った紅葉や花など


















鳥の写真はほかの場所で撮ったものもあります


逆光リンドウ




大船にはもう冬の気配がしのびよっていました


落葉を鳥と見違へ目で追へば散りゆく先に竜胆のむらさき




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