歌を詠む鳥
先日早朝
遠縁の男性の訃報が入りました
各地から初雪の便りが届く冷え込みのきつい朝でした
諸々の予定を変更して駆けつけ
ご遺体に法華経をたむけ
遺族の皆さんへお悔やみを述べたあと
翌日の葬儀等へ向けて準備のお手伝い
田舎はまだ自宅葬が結構あります
通夜に参列し片づけを終えたのが21時
長い一日でした
こうして仏事に参列しながら
人は少しずつ
己の覚悟をせまられます
諸行無常
奢れる人も久しからずただ春の夜の夢のごとし
猛き者も遂には滅びぬ偏へに風の前の塵に同じ
「生を得て滅せぬもののあるべしや」
この理から逃れるすべは誰にもない
しかしこの時代を共に生き
歴史を作ってきた一員であることはまぎれない事実です
* 我もまた歴史を担ふ男子にて無冠といへどまぎれなく一 *