歌を詠む鳥
メタセコイア / 曙杉 スギ科メタセコイア属 落葉針葉高木
この杉を見かける機会はあっても
その正式名を知る人は意外と少ない
和名の「 曙杉 」 名が広まらなかったことに加え
「 メタセコイア 」 が覚えにくいことによるのかもわかりません
日本には1950年頃渡来し全国各地に配された外来種で
和名の「 曙杉 」は
生成立の初期に生じた杉という意味があり
生きている化石とも呼ばれます
自分は縁あって
若い頃その存在とその名を知って以来のファンで
春の芽吹き時の爽やかなみどり
夏の深みどり
秋の紅葉
葉をすっきりと落とした冬の裸木
四季を通じて円錐形のその姿に魅せられます
師走も中旬になりましたが
このメタセコイアはまだ紅葉が進み
冬の裸木の魅力を見るにはしばらくの時を要します
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