歌を詠む鳥
* 加藤清正 *
統治地(肥後及び飛び地の豊後の一部)では
「清正公(せいしょうこう)」を端折って「せいしょこ」さん
領民は親しみと敬いをこめてこう呼びました
多くの大名が領地を統治搾取するだけだった戦国時代にあって
農業行政などで領民の益になることを心がけ実績をあげたことによります
強運の持ち主だったことから神格化され
日蓮宗の熱心な信者だったこともあり
旧領では日蓮宗の門徒を中心に今も敬慕の念が盛んです
我が家も代々日蓮宗の門徒であるため
子供の頃から
「せいしょこさん せいしょこさん」と呼んで
家でもお祀りしていました
この清正公にちなんだ祭事
「せいしょこ祭り」が県民の森のお膝元・野津原行われているのは
以前から知っていたものの予定が合わず機会に恵まれませんでしたが
今年はお邪魔できました
想像をはるかに上回る盛大なお祭りにびっくり!
日蓮宗 法護寺
野津原本町の祭事夜景
法護寺・清正公(せいしょこ)堂
数百年の長きにわたって営々と続けられる祭事
加藤清正という一武将のカリスマ性もさりながら
民衆のパワーに凄味を感じる
ひかりとは神のうたごゑあかりとは人のいとなみ この星に遊ぶ
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