歌を詠む鳥
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ここには
留鳥あり夏鳥あり旅鳥あり
数種の可愛い小鳥たちが嬉々として飛び交っているが
本日の主役は 「 ハシブトガラス 」 である
このハシブトガラスには名前があり
その名をカンスケという
命名者はこの地を愛してやまない仲間だが
カンスケもこの仲間に厚い信頼をおいており
いまではこの地の小鳥たちを
猛禽類から守る監視役に任命されている
もとをただせばこのカンスケの先祖は軍師であった
いまを遡ること数百年前
甲斐の国・武田信玄に仕えて大軍を動かしていたのだ
その名を 山本勘助という
この山本勘助については
実在していたかどうか不明という説もあるが
川中島の合戦の際には
自分の先祖も侍大将として参戦し
山本勘助の指揮下にあったと伝え聞いているので
実在していたことは間違いない
その山本勘助の子孫がこの地に流れつき
この地で小鳥たちを守るための
智略を練っていることに感慨を覚える
なんてえ物語はいかがでしょうかね
ついでに
「甲斐の国」という音の響きのよさに寄せて
甲斐はわが恋人の旧姓なり
なんてえ物語も作ってみたくなる
秋雨に籠もる一日でございます
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