歌を詠む鳥
キジが羽ばたくさまを 「母衣(ほろ)うち」 という
そもそも母衣とは
武者が鎧の背につけて
飾りとしたり流れ矢を防ぐためにつけたマントのようなもの
キジが羽ばたく様子がその姿に似てるということでついた呼称だろう
この時期の野で見られる風物詩
ケ~ン!ケ~ン!と2回鳴くからすぐ見つかる
2回鳴くと同時に羽ばたきがはじまる
何度も聞いてるが1回だったことも3回以上だったこともない
何故か?
そんなことおいらが知るわけなかろう
雉に聞いてくだされ
「雉も鳴かずば撃たれまいに」はここからきている
即ち
無用な発言をしたため自らに災いが及ぶことの故事ことわざとして使われてきた
この雉も鳴いたばかりに
わたくしめから撮影される羽目になってしまった
(^-^)
わが日本の国鳥です
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いつも情報をいただく方から
「大した情報じゃないけどカンムリカイツブリのかなり夏羽に移行したのが居る」
と連絡をいただいた
行ってみると遠くて分かりづらいが確かに冬羽とはだいぶ違う
取り敢えず撮影をと準備していると少しづつ近付いてきた
お~! これはこれは!
「大した情報じゃない」どころじゃありませんよ~!
そんなことを思っていたら
またまた近付いてきた
このあたりでこんな夏羽に遭えるとは思っていませんでした
認識不足でお恥ずかしい
いつも貴重な情報をありがとうございます
冬 羽
↓
http://gozou.zouri.jp/2-kanmurikaituburi-m.htm
きょうは彼岸の入り
尊敬する某寺の住職によると
彼岸の入りから彼岸明けまでの7日間は
ご先祖と会話しながら
この世にある者が己をふり返り反省する期間だと定義づける
それはさておき
自分の場合は
ちょうどこの時期に盛りを迎える寒緋桜にとまる
ミヤマホオジロを撮影することから春がはじまる
のが
ここ数年の慣例
今年も彼・彼女らが居る間になんとか咲いてくれました
盛りを迎える寒緋桜
去る時期を迎えたミヤマホオジロ
両者のぎりぎりの出遭い
去りゆくものと訪れるものの
ニアミス
これも一つのドラマ